2021/02/27 11:44

今回は、遠くの方にも作品を見て頂こう、そしてもし気に入られたときになるべく負担なくお手元に届くよう工夫しよう、ということで高松と相談してオンラインでのこころみをいたしました。当初目指していたことが実現したかどうかは皆さん一人一人に伺ってみないとわからないことだと思っています。ただ、このこころみをしたことでお客様のことばから、いくつかの発見がありました。以前にも書きましたが、最初に画面で出会って気に入った作品が手元に届いたときにその感激が深まるようであること、そしてもう一つ、直接作品を観られない方に少しでも作品に近づいてもらえれば、という思いから作家高松が一点一点についてことばを添えたことで、観る方が自身の見方と比較されたり共感を体験されたのではということです。今回は、作品を観てもっと観たいと思った場合、クリックして次のステージの所に行くと作家のことばが読めるようになっているため、まず作品に出会いその後作者のことばを知る、という順番に(意図せず)なりました。こまごましたことを言ってしまいますが、やはり最初に作品と先入観なく出会うということはとても大事なことのように思います。まず自分がどう感じるかということを体感し、その後作家のことばを通して作家の想いや背景を知り再び作品を観直す、という観る方の内面のやりとりが今回のこころみでは副産物のように生じたことを、メールなどで戴いたお客様の言葉から思います。作家が70点以上ある作品の一つ一つにことばを添えるということは通常はなかなかないことで、自発的にそのようにことばを紡いでくれた高松にこの場を借りて感謝したいと思います。これもサイトを訪れてそれを体験してくださる皆さんの存在あってのことと思います。作家も私どもも作品を観てくださる方とのやりとりが大きな動機となって仕事をしています。何か感じられて誰かに伝えたいと思われたらぜひメール等でお知らせください。必ず作家に伝えます。このような高松作品オンリーのスタイルでのオンラインは明日まで。それからしばらくお休みを頂き3月末くらいには少しづつですが、通常のGALLERYエクリュの森のオンラインショップに移行して再開する予定です。本日の作品は「ふたり」です。よかったら作家のことばも読んでみてください。https://shop.ecru-no-mori.jp/items/38715609

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