2022/07/24 12:02

高松明日香作品のオンライン展示、本日の19時で終了となります。あと9時間ほどありますのでどうぞ続けてお楽しみください。


三鷹市芸術文化センターで行ったトークセッションの文字起こしがもう少しで完成いたします。オンライン展示には間に合いませんでしたが、またこちらでご案内をさせていただきます。いらしてくださった方が口々に、内容が充実していたと感想を伝えてくださいましたが、改めて文字起こしを行って、その感を強くしています。

ゲストに迎えた詩人の暁方ミセイさんと高松は、8年前に渋谷の文化村のギャラリーで行った「Female Times」という展示からのお付き合いです。当時現代詩手帖の編集長をされていた方と意気投合して、詩と美術のコラボをしましょう、ということになりました。6人の詩人の方が6人の美術家の作品を鑑賞して詩作してくださり、会場で朗読をするというものでした。

その時に高松明日香の作品に詩を書かれたのが、暁方ミセイさんでした。その後、展示のたびにミセイさんは会場に足を運んでくださり、長きにわたる交流が続いています。トークでもお互いへの尊敬と、創作に対する姿勢への共感が満ち溢れていました。

今回のトークでは、特に司会者を設けず、二人の話をドキュメンタリーを見るように体験してもらえたら、という思いがありました、堅苦しさのないトークであったことから、時間全体に二人の空気が漂い、それを楽しんでくださった方が多かったのではと思います。文字起こしに関しては当初から予定していたのですが、あまりにナチュラルな雰囲気であったために、文字に残すことがいいのかどうか、と戸惑う面も正直なところありましたが、二人の創作感がよく伝わるので、会場にいらっしゃれなかった方々にも知っていただければと思い、まとめることにいたしました。

高松作品を好きでいてくださる皆さんが、本人に会うたびに、また作品が増えるたびに惹きつけられていることを感じます。どうぞ今後とも高松作品をよろしくお見守りください。

長々の話になってしまい恐れ入りました。

今日の作品は筵の庇(むしろのひさし)です。
また今回のオンライン展示で高松のTwitterの貼り付けを失念していました。
よろしければご覧ください。https://twitter.com/takamatsu_asuka