2024/10/14 22:08
GALLERYエクリュの森が高松明日香と出会って10年の月日が経ちました。その間大きな展覧会をいくつも乗り越えてきた高松を傍らで見つめてきた感があります。今回の展示は今年の春に大原美術館所蔵の名作とコラボレーション個展を開催するという大きな仕事を終えた後の初の個展となりました。
会場にいらして生(なま)の絵をご覧いただくのがベストだということは十分承知していますが、遠くから、「どうしても今の高松作品を観たい、手に入れたい」と思う高松作品のファンの方たちの意向も大切にしたいと思い、オンラインで作品の一部を掲載することにいたしました。明日15日19時にオープンし31日の21時までとなります。
初日から三日ほど経っているため、販売済みのものもありますが、今回の展示作品として観ておいていただきたい作品については、掲載いたしました。ご理解いただければ幸いです。以下は会場の入り口に掲示された高松明日香の言葉です。
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既にある映像や画像を元に
わたしを空(カラ)にして
絵を描き続けてきました
どうしてこんなにも
絵という存在に惹かれるのかということ
知りたかったからです
2024年、わたしは1954年に制作された
木下惠介監督の映画「二十四の瞳」に出会いました
わたしのしらない、ふるさとの風景が、ありました
どうしても、この風景を描いてみたい
そして、この風景と再会したい
ここにある、生(キ)のいろ
どうかいっしょに、感じていただけますか
高松明日香
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高松明日香展「青みのダイダイ」@オンラインをご覧いただければと思います。